最終回追記

愛と憎しみのハガアニが終わって、一週間。
これで安息の日々が送れるわと喜んでいたのに、考えるのはやっぱり鋼の事ばかり。 結局、私は鋼が好きで好きで仕方がないようです。

で、最後に追記というか蛇足というか、最終回が終わって改めて気になった点あれこれ。

え〜、まずホムンクルスが喰ってた偽賢者の石の事ですが、第五研究所らしき施設もないのにどーやって調達してたのか気になってましたが、要するにグラトニーが人間をたくさん喰って、それを腹の中で凝縮してたという事ですね(みんながそれ喰って大きくなったそうだから、グラちんはかなり初期に創られたという事になります)
問題はそれをどーやって外に出すかという事ですが、まぁ腹を切ってじゃないでしょうから当然……×○なんでしょうね。ラースやスロウスがガツガツ喰ってたシーンを改めて思い出すと、何だか悲しくなってきます。
もし、最終回、アルが喰われたまんまだったりすると、放送禁止のシーンが写って、しかもそれを素手で掴んで「やったわ、賢者の石を手に入れたわ!」と小躍りするダンテも見れた訳ですね。何て恐ろしい。アルのスイッチが入ってよかった、よかった。
ところで、第五研究所では壁一面、賢者の石の液体でしたが、これ全部飲めば充分賢者の石が出来たと思います。もし、優秀な錬金術師の力がプラスされないと駄 目というなら、囚人使うより、液体をたらふく飲んだグラトニーを、石に変換させりゃエドの罪悪感も全然なしで済んだんじゃないかなぁ。
でも、グラちん、人間だけじゃなくて、石でも鉄でも好き嫌いなく食べてましたね。大事な賢者の石製造器なのに、そんな適当でいいんかいな。
未だにアニメの賢者の石の製造法って、よく解らないや。

 

で、気持ちはやっぱり映画に行っちゃうんだけど、エドが向こうに行ったきり、という事はもうロイと最後まで会えないという事かな(;;) 悪くすると出番もない!という事か!? えー?! 
ロイロイが扉の向こうにぶっ飛ばされた…なら、会えるかも知れないが、それはそれで凄く間抜けな気がする。ロイが政治家と実はつるんでたら、まだマシなんですが、何か最終回の政治家さん達はみんな五月雨れて、元気がなくて、アクがなくて、しなびてて大丈夫かという気にさせられます。
だけど、よりにもよって、軍は議会に主導権を譲ったというアホな展開になってしまったので、軍の暗躍は望めない。チッ。
とすれば、軍の復権を望む悪〜〜い軍人が国家錬金術師を操って悪さをするとか、ナチス(ただ、まだ後年のナチスじゃないんだよね(^^;)とダンテが手を組んだとか、エンヴィーがビッグベンやロンドン橋の前で迷子になってるとか、ホーエンパパの魔法陣がうっかりうまく作動しちゃったとかで、門が開いちゃって二つの世界が重なっちゃう!とか「映画」ならあり得るからなぁ(機械文明路線はどーした(^^;)。
何しろ赤ん坊の腹に描いたしょぼい錬成陣程度で簡単に開いちゃう「どこでもドア」だ。この不条理路線なら、ロイの出番もあるかも知れない。うわ〜、心冷えるようなC級映画だな(^^;
いっそ「ラピュタは本当にあったんだ!」みたいな超古代文明を持ちだしてくるのも手ですね。神の島云々言ってたし。
でも、仮に会えても、もうお互い国家錬金術師じゃないんだわ。ロイの「鋼の」って台詞が好きだったのに。 ここ一番で「エド!」って言うから、ぎゃぼ〜んと萌え萌えしてたのに。常にエドと言うと、ありがたみがないわ。もし、映画で会ったらエドは大佐でなく「ロイ」って呼ぶんだろうか。聞いてはみたいが、ちょっと淋しい(;;)
でも、ロイが出るなら、リザさんやハボックさんも出るよね〜。りんごには萌え萌えしました(^o^)
少佐については全然心配してないので(何が何でも出るだろう)適当に大暴れしてくれ。

 

それにそれじゃ、あっさりエドとアルが会えちゃうじゃん! 嬉しいけどアカンで、それは!
やっぱりアルの名を叫びながら、ロケットの先端にうち跨ったエドが、大気圏から落ちてくる!(参「ラヂオの時間」)ようなラストシーンじゃないとねぇ。(えー)



さて、2年後は1923年。
関東大震災の年ですが、エドが日本に来るとシャレにならないので無関係だと思います。日本は大正12年だよ。エドは明治生まれの人だったのかー!だから、時代を特定しちゃうのイヤなんだー!!
ヒトラーが1日クーデターやって、あっさり逮捕されてますが、秋にはインフレも片づいてるし、時代的には「悲惨」への階段を昇り中という所か。1918年に第一次大戦が終わったばかり。(因みに第二次大戦は1939年から)
錬金術がこちらの世界の命を搾取しているというホーエンパパの言が正しいなら、アメストリス軍が議会で抑制されたにしても、第二次大戦で奪われた人間の命が必要な程の錬成(つまり国家錬金術師の投入)が今後行われるという事で、やっぱりシェスカの「国はよくなっている」という感想に懐疑的にならざるを得ない。
會川氏がわざわざ門がどーのと言い出した時、そのつもりなんだろうと思ったが1923年かぁ。微妙。
ただ、問題点はエドが今度はこちら側の人間。つまり搾取される側に回ったという事。アルが錬金術に励む事は誰かの命を毟り取ってるという事で、しかもエド以外の人間はそれを一切知らない事になっている。師匠は多少懐疑的になっているが、真相を知っている訳でなし。エドの命は相変わらずヤバイ事には変わりないのだ。
全く何でこんな陰気臭い設定にするかなぁ。 もっともエドは真相を知りながら、アルを錬成する時は一点の躊躇いもなかったですからね。真理の奥の奥というなら、もっと別 の真相があるかも知れない。というか、変更してくれ、すぐ。


さて、アルですが、4年間の記憶がないって事は鎧だった頃、旅の間に徹夜して蓄積した国家錬金術師に匹敵する学力も、遂に兄の人体錬成に成功したレベル100のスキルも一気にレベル5程度に戻ってしまったという事で、たった2年間でどの程度レベルを戻せるか非常に心配です。
今度は「眠くならない」という特技が使えないもんなぁ。
反面、何でエドの記憶は消えてないんだろう。4年の旅が代価なら、エドも消えてしまう筈じゃないか?エドだけ贖罪は終わってないという事か?どうしてもアルの方が常に割り喰ってるような気がして、気になるんですけどね。
アルも何処かで記憶を戻すべきだと思うよ。記憶よりも兄さんが大事だと思うけど、エドにだけ重荷を背負わせるのはどうかなぁ。ツライけど二人で背負ってるから、一緒に旅が出来る。例え今は離れていても、心は一緒に旅をしてる。
そうなんじゃないかな。
もっとも、エドとアルの世界が同じように時間が流れているとは限らないから、再会した時、アルの方が遙かに年上だった!て、事もあり得るわ。一気に17歳の外見になってるとか。背の高いアルか…。ハァハァ。それはそれでおいしいかも。

エドはロケットでエーテルがとか言ってますが、最近「オーガス」みたいに多重次元を云々するに話を持っていくんじゃないかな〜とか思ってます。特異点とかさー。(でも、オーガスってアニメはイマイチで途中で挫折した)

でも、會川氏のラグジュアリースイートハートは一人アレグリアとホーエンパパみたいだから、またうんざりする展開にならないといいけど。それにしても、會川氏の男趣味が理解できん!

あああ、他にもっと色々考えていたのに思い出せない。
また思い出しましたら、つらつら追記します。

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