第３７話」「焔の錬金術師」「戦う 少尉さん！」「第13番倉庫の怪」
やりゃー、出来るじゃないか、骨ず！
この路線で出来れば、全話作り直ししませんか？
そしたら、ＤＶＤ購入考えてもいいんですけど。今回、大変デキがよかったので、書く事が余りない。前回の軍部祭りがイマイチ繋ぎ方が悪くて面 白くなかったんですが、今回は素晴らしかった。こういう台詞の組み替えを求めてたのよー！
「焔の錬金術師」を持ってなかったので、やっとお話も解ったし！
とにかく全員が活き活きしてましたねっ！ 色んなかわいい、かっこいい大佐の顔見れたし、ハボックの壊れっぷりが最後まで徹底してる所がかわいいし「突然変異バンザイ！！」が字幕つきで、大滑りした「主婦だっ！！！！」の反省を踏まえてるし、 ブラックハヤテ号がかわいければもう犬好きの俺は何だってかまわないし、忙しいのにみんなの机は常に書類一つなく空っぽで （信じられない！かつて渡り歩いた数々の自分の職場を思うと！） 、アーチャー中佐ってこんなに顔色悪かったんかいと突然気付いたし、大佐がヒューズさんの家を訪問するのも切なかったし、リザさんの心遣いも嬉しいし（ウィンリィだけがイタイなぁぁぁ）リザさんのシャワーシーンもあるし、とにかくスキなく楽しませて戴きました。リザさんのオープニングナレーションも楽しかったなぁ。ハガアニってちょっと今までこういう「遊び」が少なすぎましたね。
もうすぐ鋼が終わっちゃうのかと、初めて！！！！心から残念に思いました。
来週はエルリック兄弟編。ギャグの筈なのに予告はどっかで読んだ同人誌のようです。明るく行きましょう！！！ 出来れば、脚本はこのまま高山さんで！！！！
ところで、ロイアイで深夜アニメやってくれないかなぁぁぁ（いやー、リザさんのベッドでのアノ声、犯罪級ですぜ！！ でへへ。いいもん、聞かせてもらいました）
３話明けてリターン會川脚本。
こういうタイトル好きだね、鋼アニは。
スカーの消息探りにイシュヴァール人が移送される列車をこっそり止めてしまうエド達。エドだけならともかくアルが列車に侵入するの気付かなかったって、軍部の警備は本当にザル(^^;
ウィンリィ、スチーム車？で凄いドライブテクニック。 車が希少価値のこの世界で何処で免許取ったんだ。メカに強いという設定さえあれば、何でも運転出来るアニメの世界。ただし、エルリック兄弟だけならともかく、他人のお子様や機関車の乗客にいらん心臓の負担を強いるのはやめましょう。
ところで、軍の車は何で動いてるんでしょう？ガソリンなんてない世界ですよね。おしゃれに電気ですか？実は大佐の車はハボが必死でペダルをこいでるに５千点。
「早よ家に帰れ」と視聴者全員が大きく頷いたエドの提案をウィンリィは一蹴。思わずガックリした私は別 の意味で20分後、底なしにガックリくる事になるが、それは後半の話。
「兄さんの為にあの手足を引きちぎってでも取り返したかった。でも、ウィンリィの前じゃできない」
と、アル問題発言。そりゃ、ウィンリィいなけりゃバリバリだぜ！って、事ですか？でも、アル、ウィンリィの事をあの時意識してたっけ。
ま、それはともかく、これは本音中の本音でエドだけに、真夜中の告白にすべきであって、ウィンリィや他人の前でサラッと言う台詞じゃないし、第５研究所で悲鳴のように「人を犠牲にしてまで身体を取り戻したくないよ！」叫んでいたアルはもう遠い昔 （あー、アレも會川さんでしたな）
エドはエドでマジハールだの第５だのグリードだの自分の殺人履歴（未遂も含む）並べて、アルにはできないが、俺はもうスカーでも何でも殺っちゃうぜと「あーあ、来るとこまできちゃったな」発言。おいおい、今までの旅、全部ウィンリィに喋ったんかよー、エルリック兄弟！
「大事な人には心配させたくない。だから、言わない」と、言ったヒューズさんの名シーンはもう跡形もありません(；；)（これも會川だったよな！と握り拳）
「あいつら何も言ってくれない」とぼやいてた頃が懐かしいね、ウィンリィ。
ところで地中深く埋めてしまいたい あの第４話がまさか番外編でなかったとは！エドの殺人は予定内だったんですか！その割に全然今までこれっぽっちも心の傷には描かれてなかったが、そーゆー伏線の一つなんですか？勘弁してよ、もう。
後ね「なりふり構わず」が「人を犠牲にしてでも」になり、それが一足飛びに「殺人」に論理が展開しているんで非常にイヤなんですけど！
私はお互いの為に必死になって、思い合ったり、悩んだりしてるエルリック兄弟が大好きですが、ならば何でもしていい、殺意も含むそーゆー病的な、他人に迷惑な、目が死んでるような兄弟像は断固として嫌いですからね！
さて、エド達はキャンプに到着。やっと大佐の指パッチンその後。エドのホークアイ中尉達への突っかかりようが何かなぁって感じですが、それでも賢者の石の秘密を知る老人に会わせてもらう。
イシュヴァールでは昔、錬金術を「大いなる術」と呼んで繁栄を極めたらしいが、何事かが原因でそれを捨て去り、全面 禁止。それを学ぶ者を「追放者」として扱うようになったと。神の教えに背くから、というのが表向きの理由ですが、それが原作の東の賢者と関わりがあるんでしょうな。
で、イシュヴァール版賢者の石の製造法は「一つの街、ないし国を滅ぼす事で、そこに住む幾千万の民の怨念や恣意を優れた術者が体内に取り込む事」なんだそーだ。へー。スカーの兄は国と引き替えに賢者の石を創ろうとしたが、中途半端で出来なかったらしい。
もう一つ 解らないが、その術を使う時、対象となる国を指定しないといけないのか？ それともランダムなんか？ セントラルのつもりだったのに、あれれ僕の国が滅んでいくよ、ヤッホー。ひょっとして僕のせい？わー、ごめん！僕、みんなの犠牲を取り込めないよって、逃げ腰になったって、あの真っ裸の兄はそーゆー状態だったんですか？
何にしても賢者の石はそーゆー作り方以外ないようだ。エドがっかり。
人柱という言葉が初めて登場。 数って、何かなぁ。
それより、いっちゃん手っ取り早そうな作り方は偽賢者の石を大量に喰ってるホムンクルスを一匹、もしくは数匹ご用意し、それを何らかの方法でぎっちり合成しちまえば、賢者の石になるんじゃないですか？
さて、エド達はスカーが賢者の石を創ろうとしているのを知って、一路イシュヴァールへ（自分の中の差別 感を素直に認めたエドのシーンはなかなかよかったと思う）
で、ウィンリィは自分の両親の死の真相を知り、大佐を追ってセントラルへ。薄々、ウィンリィの魂胆を知りながら、ホークアイさんの「大事な人の為なら躊躇わず引き金を引くわ」のシーンはやっぱりかっこよかったです！！ でも、何で一言ヒューズさんは…と言ってくれんのじゃ(；；)
そして、ウィンリィは一人ヒューズさんの自宅へ行って……………(；；)
写真の若い大佐の顔がかわいいがー、動いてる書き起こし新作カット、ヒューズさんでやってくれてもいいじゃねぇかよー(；；)
次週、軍部祭りリターン。３作いっぺんに贅沢だなぁ。
井上脚本なので、鋼友人達と飲みに行ってしまいました！おっしまいｖ
…と一行で片づけても構わない番外編の話。ちょっと野暮っちぃ同人書きの習作のようだ。（夜中に書いたんでポエマーになった上に、今日締め切りだから仕方なくぶっ込みました！みたいな）まぁ、井上さんの中では一番見れる話かな。しかし、見れるというのは面 白いと同義語ではありません。
さて、一応おさらい。
エンヴィー達は場末っぽいレストランでお食事………お食事！？ そうか、ホムンクルスも人体の構造は一緒なので食事を摂るんだね。へぇ。グラちんの胃液ならこんなテーブル溶かしちゃうと思うんですが、まぁいいや。
「私達は何処から来て、何処へ行くのか」と、白土三平の「忍者武芸帳」のような事を突然言い出すラスト。グリードが死んで、ちょっとナーバス。あの何でんねんと言いたくなるような死に様を「あの男らしい」と言われても、こっちが困ります。
エンヴィーは「僕たちは今ここで生きている。何処にも行く必要なんかない」とばっさり。エンヴィーらしいです。
「あの人にまた創ってもらえばいいじゃん」
えー？ホムンクルスって、錬金術師の人体錬成の果てに生まれるんじゃないの？そんなにひょいひょい創れるの？前回までの展開を否定するような事をさらっと言うなよぉ。
レストラン経営に不向きそうな容貌の店長ブチ殺し、ばっちり無銭飲食して「僕のおごり」と立ち去る何とクールな背中。きっと君はトイレに行くと言って、そのまま帰ってこないタイプだな。
「店閉めたいんだけど」と店長が言ったから、夜だと思ってたら何と真っ昼間。白昼堂々の惨劇か。外でもいきなり交通 事故。この街の治安は荒れ果てているんですねぇ（違うって(^^;）貴重な車なんでてっきり軍人が被害者かと思えば、普通 に一般人が大怪我。それを偽賢者の石で直すルジョンという眼鏡男。えー、声が子安！？何てゴージャス！こんな捨てキャラに。ルジョン、ラストと一方的に運命の再会。
さて、エド達はどっかの爺さんの馬車でイシュヴァールの難民キャンプへ移動中。「ホムンクルスにはもう利用されたくない」とか言ってますが、爺の正体は後半エンヴィーと判明。ははは。リヴィアとかいう女性をならず者から救出。一人旅なのに手ぶらのリヴィア。絵コンテの切り忘れという事にして見なかったことにする。
さて、元のレストランで向かい合うラストとルジョン。誘うラストもラストだ。血の匂いが充満している筈ですが、きっと二人とも鼻が馬鹿になっているんでしょう。珍しく満腹そうなグラちん。ロアとドルチェット二人で「お腹すいた」とこぼしていたのに何故。きっと従業員全員食べたんだな。
ルジョンの話だと二人は二年目の再会。故郷で化石病とかいうエド達のママとタメ張るような怖い死に様の流行病を治してたんだけど、偽賢者の石の威力が弱くなってきたので、新たな石を求めて村を出てきたそう。へー。そんな特異な病、軍は知らないのかな。
さて、回想（好きだな骨ズ、この現代と過去交互の演出(^^;）
ラスト達は土砂崩れで埋まったリヴィアを助けにきたルジョンと出会う。リヴィアは薬草で化石病を治そうとしてますが、ルジョンは「そんなもの何の役にも立たない！僕の錬金術で直してやる！」と一蹴。それでラストはルジョンに目をつける、という事になってます。まぁ、いいんだが、後半この構成は思わぬ 矛盾を引き起こす事に。
さて、奮起する心と裏腹にルジョンの錬金術は独学の初心者。誰も救えません。その打ちひしがれた姿に過去のスカー兄（ぜんっぜん似てないぞ、スカーに。苦労は人の顔を変えてしまうんですねぇ。アルを取り戻す頃、エドの顔が面 変わりしてないといいんですが）を思い出すラスト。
そこで「本当の錬金術を教える」と持ちかけるラスト。錬金術は使えないのに、マスターしてるのか。えー？？真理の向こう側から来たから知ってるの？じゃ、ルジョン鍛えるより、エド鍛えた方が絶対早いんじゃないの？協力して探し回った方がお得じゃないの？よー、解らんわ、ホムンクルスの考えてる事は。
そして、どうやら中級程度には成長したルジョン。国家クラスまで待ってられないんで、ラストは偽賢者の石を与えて、実力の底上げ。でも、再生した小鳥は５秒で死んだので、１話の司教よりレベル下の事は変わりません。どうでもいいが、どうして直すばっかりで原因を根絶しようと研究しないんだろう、ルジョン。色惚けてるので、もう現実で手一杯なのかも知れない。
化石病に罹ったリヴィアを無事平癒し、一躍村の英雄に。
村は大喜びですが、実はこの化石病はラスト達が流行らせたもので、偽賢者の石を与えて希望を与えたところで石を奪い、今度は本気になって本物の石を探してもらうという謀略だった……。
ちょっと待て！最初にルジョンとラストが出会ったのは、回想だと土砂崩れの時という事になってます。という事はラスト達はこの村にエドのような錬金術師がいると確かめもせず、先に病気を蔓延させたんですか？やる事が派手な割に大雑把過ぎやしませんか？
大体ルジョンがラスト自ら鍛えないとモノにならない程度の錬金術師じゃ、とても本物の石を見つけてくれそうにもありません。これが数撃ちゃ当たる方式なのは解りますが、 エドという最適な候補者を見つけた以上、とっても非効率で軍に目をつけかねられない無駄 な計画と思いますけどね。
さて、ルジョンは結婚式を放り出した挙げ句、ラストと抱き合い、告白し、でもリヴィアに現場を見られたらうろたえるだけ。 ラストに「追っかけなさい！」と命じられて、ほたほた行く始末。わー、最低。惰弱。
計画とん挫で ラストが引き上げるのも無理はないですね。一応、スカー兄の記憶に翻弄されるからという演出になってますが、俺でもルジョンじゃ（人選ミスったぁ）と後悔すると思います。
「エンヴィー怖いよ？」と、とにかくグラちんがかわいいかわいい。今回の収穫はグラちんだけだ。馬車に張り付いてる顔もかわいい。
さて、現代に戻る。村に戻ったルジョンとラスト。村は新しい石のおかげで また復活。再告白するルジョンに抱きしめられ、自分が錬成された時の事を思い出すラスト。
最強の矛に貫かれ「どうして？」と繰り返しながら、ルジョン絶命。
「お前は私の小さな汚点だ」
と吐き捨てるラスト。
「あの村に忘れものがあるような気がする」と言ったのは、過去との決別、スカー兄との思い出の切り捨てですか？でも、ルジョンかぁ。せっかくラストさんはかっこいいのにルジョン程度に振り回されたってのが惜しいなぁ。
さて、エド達は一夜明けて村に到着。たった一夜で化石病の蔓延した村は化学兵器を使われたようにひどい惨状に！ぎょえええ！
ルジョンが村に帰ったのは視聴者しか知らない筈なのに、何故かルジョンを探し求めるリヴィア。だが、その目に映ったのは何でか化石病で死んでるルジョンの姿だった。そして、エド達がリヴィアを発見した時、リヴィアも思い切り再発して死んでいた。劇症肝炎でも、死亡はここまで早くないぜ。
えー？じゃ、最初からルジョンも病気持ち？！こんなもの凄い伝染力を持つ上に治療法もなく、死亡率１００％の病気の細菌をばらまいて、国中を！？あの街はバイオハザードに！？そして、リヴィアと思い切り接触してるエド達の運命は？！
しかもエンヴィーったら、エド達を置いてラスト達とさっさと行っちゃって、ええー！？ エド達はどーなるのー？おーいおーい。
わー、いくら番外編だって放り出しすぎー。さすがやりっぱなしの井上脚本だ。
次回予告はこの恐ろしい細菌にまみれたエド達がイシュヴァールの難民キャンプに到着。わー、軍部も出てるしー。いやーっ、恐ろしい！！！！！
|
|