鋼の錬金術師・映画「シャンバラを往く者」感想 第1回

 

映画館が近所にある事をいい事に初日初演鑑賞に行きました。
鋼グッズ売り場は小学生か中学生ばかりだよ、痛いよ、ママン。
ちょっと時間があったんで、座席で座って待ってようと思ったんですが、周りがアニおたばかりで会話が痛いのでロビーに逃げ出してしまいました(笑)意気地なし。


さて、映画ですが。
何しろ長いので、ちょっと何回かに分けたいと思います。
1回しか見てないし、レンタル開始までは見返す気ないし(笑)
細かい所は後から、ここはどうだろうと突っ込む事もあるでしょうから、まぁ追々に。


最初に映画を見た直後の感想。

「……………どうしよっかなー、これ」

でした。

とりあえずポップコーンをスクリーンに投げつけるまでには至らないが、手放しで感動した!という訳には全然いかないという曖昧さ。TVの2時間物パラレルを億単位 の金かけて作るとこうなる、って感じ(笑)
「全然違う作品(原作)になってたなー」と隣のアニオタ男達が呟いてましたが、そんな事ぁTVで既に解っていた事です。


記憶だけで書くので順序なんか違っていたらごめんなさい(脚本、関係本買いませんので)


さて、出だしはアメストリス国の、とある小島から。
数年前、鎧アルが物理学者のおっさんに呼び出されて、取引を持ちかけられる所から映画は始まる。
TVじゃ鎧から生身にアルが戻ったのに、鎧アルをスクリーンで見たいとごねるアル信者と、一応、鋼の錬金術師と名打ったからには、そうだった頃のエドを出さないとまずいんじゃねーの、という苦肉の策らしい(笑)
この国じゃ錬金術師ばっか持てはやされて物理学者は割食ってんだ、と地位向上を迫るおっさん。
物理も錬金術の側面だから、優秀ならばちゃんと評価される筈ですけどね。この国の軍は一人アレグリアとか、爆弾魔とか人格に問題のありすぎる人材も採用しちゃうので、ウラン爆弾作るのに炭坑夫を山のように犠牲にする位 気にしないでしょう。原爆はちっさく作る方が大変なので、おっさんが天才らしいのは充分解ります。もっともそんな爆弾、小脇に抱えてたら被爆して死にますが(笑)
エドを妬むより、そういう事は何故軍部に直訴しないのか、よく解らないので、相手にしないアル。
おっさん怒り狂って、アルを拘束し、ドリルで穴をあけてしまう。だけど、からっぽのアルは全然平気。
そこへ変な仮面(被爆防止?)かぶったエド、登場。

「本当の国家錬金術師は俺だ!」

って、毎度のセリフ。史上最年少って事より、鎧と一緒にいる事の方が噂になりやすいと思うんですが、全身機械鎧って珍しくないんですかねぇ(一度もそんな人出てきた事ないが)

「穴、開いちゃったじゃないか。もっと早く助けにきてよ」
アルはプンプン。ここらの二人のやりとりがかわいいv

おっさん、お手製のロボットで大暴走。ここらへんオープニングで力を入れまくって、大変よく動く動く。後半、これ以上の大活劇が入るのね〜vと期待させられるが、宮崎アニメではないのでありません。ちぇっ。
結局、エド達の錬金術攻撃に破れて、おっさんやけくそで爆弾爆発かと思いきや何故か使わず、炭坑夫の死体と機械を融合させて、もっと凄いロボットを出現させてやる〜!と宣言。
「俺はちょっとだけ不本意だが、錬金術を囓ったんだ!」
って、人体錬成の秘密をあんだけ国中探してるエド達なのに、ちょっと囓った程度のおっさんが出来てしまうものなのか。

「やめろ、それは人体錬成だ! 錬金術最大の禁忌だ!」
「お前らの禁忌なんか知るもんかー!」

何でだか本当に出来てしまうおっさん。真の天才がここに!(笑)
しかし、真理の扉はおっさんを爆弾ごと吸い込んでしまう。この爆弾が後々厄介な事に。

そして、エドは「気に入らないので、あちこちぶっ壊したんで、この島沈むぞ」とアルに笑って告白。
鉱山や工場が破壊されるのは仕方ないとして、何で島ごと沈むんですか?(笑)これって巨大な浮島だったんですか?
「もう兄さんは考えなしなんだからー!」
ここまでが映画で一番楽しかったな〜(えー)
そーいえば、ウラン工場で大暴れして、エドは被爆してないんだろうか。
いっか。TVでも、バイオハザードの村でうろうろしてたし。骨ズではよくある事だ。ははははは。


この後がオープニング。
アニメの名場面とハガアニのDVD扉集。
アニメ雑誌的にいうと「君の持ってるDVDの扉がコラージュされて、かっこよく甦る!」
一言で切り捨てると「たらい回し」(笑)
懐かしかったけど、ヒューズさんのとか、キツイ場面が多いのがツライよな。特にもうタッカー親子はいらねぇって(笑)


これから、本編に入ります。

 

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