感想第2回(一晩経つとセリフと展開を殆ど忘れちゃって、もう(笑) カモン、北島マヤ!)



さて、お話は最終回終了後から3年後。
すっかりミュンヘンに馴染んでるかのように見えるエドとアルフォンス=ハイデリヒという、アルそっくりの骨ズあざとさ爆発の青年とのドライブから始まる。

エド「という訳でさー」(今までの前振りはエドの思い出話だったらしい)
ハイデリヒ「エドワードさんはいつも向こう側の話をする時が一番楽しそうだなぁ。でも、それって夢みたいな話だ」

エドはハイデリヒには自分の事情を話しているらしい。
ハイデリヒが何処までエドの話を信じているか解らないが、とりあえずネジが一本外れてる人間を見るように、生あたたかく見守っている。
19世紀の科学者にとれば、錬金術が発達した世界の話なんて、マンガみたいな話だもんね(マンガだけど)
それでも、ハイデリヒが疑問を挟まないのは、純粋にエドが好きで、聞いてやる事でエドの重荷を少しでも取り除いてやりたいからだろう。
お喋りで脇見運転をし、ポプラの林に突っ込むエド達の車(おい)

ヒッチハイクで美人ジプシー満載の車に乗せてもらう。そこで出会ったのは占い師ノーア(どことなくロゼに似ているなんて口が裂けても言えないよ(笑))相手に触っただけでピタリと当たる、っていうか接触テレパイスト。仲間内にも気味が悪いと、イヤがられているらしい。
エドに触れて「あなたも故郷がないのね」と、すぐ当てる。
その言葉に暗い顔をするエドに心配反面、美人気になる半々のハイデリヒ。
この時のジプシー達の音楽が素晴らしい。故郷を失ってさまようエドの心情を暗喩した演出。こういう所はいいなぁと思いました。



カーニバルでロケット実験(花火に毛が生えたようなもの)の準備にいそしむハイデリヒと仲間達。実験を「見せ物」みたいにする事で研究の資金にしているのかしら。でも、手伝わずに疲れたから向こうで寝てると立ち去ってしまうエド。

「昔は一番熱心だったのに……」

宇宙に出れば何とかなるかもという望みも断たれ、でも、どういう当てもなくて、ハイデリヒの元から離れられないエドと、彼を心配しつつも自分の夢を追い求めるハイデリヒ。
アルだったら「兄さんはいつもこれなんだから」と呆れ顔をする事でしょう(笑)微妙に違う反応するのがハイデリヒ君です。



さて、端金と引き替えに仲間から変な軍絡みのトゥーレ協会に売られてしまうノーア。
大学教授に触れた事でイヤな気配を感じ取って逃げ出し、偶然エドの寝ていた荷台に隠れます。追跡者があからさまにアヤシイので、改造義手を振り回しノーアを助けるエド。動力もないのにどうしてこんなパワーが出るんだろう。相手をやっつける時は徹底的という姿勢は昔とちっとも変わりません(笑)


ノーアをとりあえず自分の家(借り主はハイデリヒだが)に匿ったエド。
グレイシアそっくりの花屋さんちの2階(ヒューズそっくりの警官がグレイシアに惚れてウロウロしている(笑)向こうとこちらは合わせ鏡のような世界になっているらしい。でも、向こうで自分に対応した者が死んでも、こちら側には影響なしのようである。ただ、やはり同じ者が一緒にいる事は出来ないらしく、エドがこちら側に来た事で、こちら側のエドは事故で死んでしまっている(という事はこちら側にアルが来る事は…これは後半の話)


テレパシスト相手に自分を偽る事は出来ず、ノーアに自分の境遇をうち明けるエド。
「ここは俺にとって地獄だ」
人体錬成を再度行ってしまい、戻る術もなく、絶望と孤独にさいなまれる日々。
「だから、弟そっくりのハイデリヒといる事は夢のようだな」


別人と解っていても離れられない。彼の事がエドは好きでたまらないらしい。実はアルがハイデリヒとリンクして、アルの夢の中でいつも一緒だからなんてエドはまだ気づいていない。映画の最後まで知らないから、知った後の驚きはどんなだろう。特にあんな痛い展開では。
エドはつくづくアルにメロメロなんじゃなぁと、思いつつ、話を先に。(ノーアの「人間」の下りはよかった)


その時、車で通りかかるキング=ブラッドレイの姿にびっくり。
ホムンクルスがこちらにいるという事は(エドはブラッドレイが死んだ事を知らない)何か方法があるのか、そして何か企んでいるのかと、ノーアを置いて追いかける。


ところで、ノーアを捕まえようとしていたトゥーレ協会はホーエンパパが最終回で関わっていた所らしい。しかも、ナチス。
ナチスはこの頃、まだオカルトには傾倒してなかったけど〜とか、まだそんなに勢力なかったしーという疑問は置いておいて、悪役としては便利なんでしょうね。ミュンヘン暴動も失敗したけど〜という歴史も知ってるだけに、この先が心配になる。
何か「大いなる蛇」の事を探して、その為に何だか暗躍してるらしい。


それってエンヴィーの事やんか。あれから三年。戻れないエドはともかく「父さんの元へー!」とぶっ飛んでったエンヴィーもまーだホーエンパパに逢ってなかったんか!? しかも竜のまま。いくら血が繋がってるからって、こういう所まで一緒なのはちっとも嬉しくありません。頭はいいかも知れないが、学習能力は皆無のようです。竜から人間体に戻れない理由は何でしょう?
それら疑問には何の説明もなく、とりあえずシャンバラとか行くのに蛇やらハイデリヒのロケットやらノーアの読心術が必要らしい。何やねん、シャンバラって。竜宮城ですか?(笑)
しかも協会のエライさんはヘスという軍人じゃなくて、おネェチャンらしい。
パパが天井から吊されてて「この家庭ってホントに…」と偏頭痛がしてくるが、見なかった事にする。


既にそのおネェチャンの名前をすっかり忘れてしまいました(笑)
情報プリーズ(公式サイト行ったけど載ってなかった)

 

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